街のかかりつけドクター

かかりつけドクターイラスト

 

北海道新聞朝刊に毎月掲載「街のかかりつけドクター」

専門医に「教えてドクターコラム」企画にて執筆いただいてます。

 

このコラムでは各医療機関へ寄せられるご相談「視力低下や物の形がゆがんで見えたりする」黄斑前膜や黄斑円孔などを「光干渉断層計(OCT)」により早期に発見し良好な視機能を維持するために重要であるお話や、「お尻が痛痒い、肛門が痒い」との疑問に温水洗浄便座(ウオッシュレット・シャワートイレ等)の正しい使い方や、「発熱と下痢・長引く下痢による感染性腸炎の疑いや感染対策」また「検診控えの中の」胃大腸内視鏡検査や最新のがん検査の紹介等、各専門医が月替りで分かりやすく紹介しています。

教えてドクター

大腸がんから命を守る、便潜血検査の重要性
 <早期発見・治療で治せるがん>  大腸がんは、部位別に見ると日本で最も多くの人がかかるがんです。2019年には約15万人が新たに診断され、年間5万人以上が亡くなっています。  早期の大腸がんは症状として現れないことがほとんどです。血便や下血、便通異常(便秘、下痢、便が細い)貧血、腹痛、体重減少などの自覚症状が出た時にはすでに進行がんになっていることが多く、これが大腸がんの怖いところです。
>> 続きを読む

患者を総合的に診るプライマリ・ケアの重要性
<プライマリ・ケアとは?>  プライマリ・ケアの定義や意味合いは幅広く、用いられる場面や状況によって若干ニュアンスが異なる場合がありますが、「健康問題に関する相談を何でも受け、病気を診るだけでなく予防や健康増進にも対応し、必要であれば各診療科の専門医や介護・福祉サービスなどにつなぐ、いわば【医療や介護・福祉の窓口】というべき診療、医療サービス」のことをいいます。
>> 続きを読む

うつ状態〜一人で悩まず専門医に相談を
<うつ状態とは?我慢せず早期受診が重要>  うつ状態とは、気分が落ち込む、やる気がでない、何にも興味が持てない、集中力が低下するなどの精神症状に加えて、不眠、食欲低下、倦怠(けんたい)感などの身体症状も生じる状態をいいます。時には、実際はそのようなことがないのに「悪いことをしてしまった」「お金がない」と感じたり、体の不調を訴え続けたりすることもあります。
>> 続きを読む

網膜の病気、ものがゆがんで見える加齢黄斑変性
<放置していると失明のリスクも>  目をカメラに例えるとフィルムに当たるのが網膜で、その中心部を「黄斑」と呼びます。この黄斑が加齢とともに病的な状態になり、ものがゆがんで見える、ぼやける、見たいところが暗くなるといった症状とともに、視力低下をきたすのが加齢黄斑変性という病気です。
>> 続きを読む

慢性便秘症──診療ガイドライン改定
<重症化で心血管疾患リスクも>  昨年「慢性便秘症診療ガイドライン2017」が、日本消化管学会により約6年ぶりに「便通異常症診療ガイドライン2023 ―慢性便秘症」として改訂されました。便秘症の定義・分類・診断基準から病態生理、診断検査、内科的治療まで、前版以降の進歩や最新知見が盛り込まれ、便秘症の日常診療には欠かせない資料となっています。
>> 続きを読む

老け顔(老人様顔貌)─形成外科医にできること
<老け顔になるさまざまな原因>  コロナ禍で長期間のマスク生活を強いられてきたため、自身の顔貌変化に気が付かず、マスク着用が緩和された現在、「マスクを外した顔を見ると老けた気がする」と驚かれて来院される方が増えています。
>> 続きを読む


北海道新聞紙面過去記事

街のかかりつけドクター<北海道新聞朝刊企画>紙面にて

これまで掲載された新聞紙面のバックナンバーです。(Jpeg画像)

見逃した企画等があればご確認いただけます。