街のかかりつけドクター

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北海道新聞朝刊に毎月掲載「街のかかりつけドクター」

専門医に「教えてドクターコラム」企画にて執筆いただいてます。

 

このコラムでは各医療機関へ寄せられるご相談「視力低下や物の形がゆがんで見えたりする」黄斑前膜や黄斑円孔などを「光干渉断層計(OCT)」により早期に発見し良好な視機能を維持するために重要であるお話や、「お尻が痛痒い、肛門が痒い」との疑問に温水洗浄便座(ウオッシュレット・シャワートイレ等)の正しい使い方や、「発熱と下痢・長引く下痢による感染性腸炎の疑いや感染対策」また「検診控えの中の」胃大腸内視鏡検査や最新のがん検査の紹介等、各専門医が月替りで分かりやすく紹介しています。

教えてドクター

医療のスティグマと、[NAFLD][NASH]の病名変更
<偏見や差別のない社会のために>  スティグマとは、特定の人や集団に向けられる否定的な意味づけをされ、不当な扱いを受けることをいいます。例えば、精神疾患やHIV/AIDS、性的嗜好、人種、障害、疾病などへのネガティブなレッテル貼りが、偏見や差別を生じさせる原因となることなどです。
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静かに進み、失明を招く「糖尿病網膜症」
<自覚症状なく、3段階で進行>  糖尿病網膜症は糖尿病の3大合併症のうちの一つで、目の網膜の血管が傷む病気です。現在、日本人の中途失明原因の第2位です。  糖尿病では血糖値が高くなり、この高い血糖値が血管を傷めます。網膜には細い血管が張り巡らされており、高血糖が長期間持続すると網膜の血流障害が進み、さまざまな眼障害を引きおこします。
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胃がん・大腸がんから命を守る「内視鏡検査」
<胃・大腸内視鏡検査の重要性>  がんの部位別死亡統計(2022年)で、胃がんは男性では3位、女性では5位。大腸がんは男性2位、女性1位です。どちらのがんもある程度進行しないと自覚症状があらわれないことがほとんどですが、早期に発見し、適切な治療を受ければ高確率で治癒させられるがんです。
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大腸がんから命を守る、便潜血検査の重要性
 <早期発見・治療で治せるがん>  大腸がんは、部位別に見ると日本で最も多くの人がかかるがんです。2019年には約15万人が新たに診断され、年間5万人以上が亡くなっています。  早期の大腸がんは症状として現れないことがほとんどです。血便や下血、便通異常(便秘、下痢、便が細い)貧血、腹痛、体重減少などの自覚症状が出た時にはすでに進行がんになっていることが多く、これが大腸がんの怖いところです。
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患者を総合的に診るプライマリ・ケアの重要性
<プライマリ・ケアとは?>  プライマリ・ケアの定義や意味合いは幅広く、用いられる場面や状況によって若干ニュアンスが異なる場合がありますが、「健康問題に関する相談を何でも受け、病気を診るだけでなく予防や健康増進にも対応し、必要であれば各診療科の専門医や介護・福祉サービスなどにつなぐ、いわば【医療や介護・福祉の窓口】というべき診療、医療サービス」のことをいいます。
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うつ状態〜一人で悩まず専門医に相談を
<うつ状態とは?我慢せず早期受診が重要>  うつ状態とは、気分が落ち込む、やる気がでない、何にも興味が持てない、集中力が低下するなどの精神症状に加えて、不眠、食欲低下、倦怠(けんたい)感などの身体症状も生じる状態をいいます。時には、実際はそのようなことがないのに「悪いことをしてしまった」「お金がない」と感じたり、体の不調を訴え続けたりすることもあります。
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北海道新聞紙面過去記事

街のかかりつけドクター<北海道新聞朝刊企画>紙面にて

これまで掲載された新聞紙面のバックナンバーです。(Jpeg画像)

見逃した企画等があればご確認いただけます。